今から約1300余年のむかし、天智天皇はゆるぎなき統一国家建設のために、都をこの近江の地に移されました。 その時まず着手されたのが、諸国をつなぐ街道の整備だったと言われております。 それらの街道には数多くの駅が配置され、文字通り人馬が待機していました。 言うまでもなく、これは諸国の産物を中央へと円滑に運搬することと、速やかに情報を収集することが意図されたものと思われます。 煮えたぎる統一国家建設の機運に、諸国の街道はジャスト･イン･タイムに荷を運び、 情報を伝えようとする人馬でさぞかし賑わったことと想像できます。

古代の七街道は、現代に国道1号線、2号線、3号線…･･･とそのままに、人こそ変わりなく、 しかし運送の手段はトラックにトレーラーにと大きく変わりました。 弊社は、奇しくも古代日本国家建設の中心地に、運送ばかりでなく同時に保管･管理も機能するセンターとして倉庫を設立し、 今日に至りました。お蔭様でこの間、お客様のよきご理解とご下命を賜り、順調に進展してまいりました。 迅速かつ確実・安全にお客様のお荷物を運び、保管させて頂くことをモットーに充実をはかっております。

顧客のご要望には忠誠を尽くし、最善の努力は申すまでもなく、今や日本経済の根幹を担う企業物流のよきパートナーとして、 物流の歴史に彩りを添えた人々の心意気をそのままに、誇りと責任をもってお客様のご要望に応えていく所在でございます。 どうか今後共、各位様の倍旧のご支援ご厚情を、伏してお願い申し上げます。